
2011年05月09日
被災地に立って
被災地に立ち、膨大な「がれき」を目の当たりにして言葉が出なかった。

携帯のカメラを向けた時、頭の中が真っ白になり、手が震えてシャッターがなかなか押せなかった。
「被災された方々だけは写してはいけない」それだけは考えていた。
アルバムや写真が集められている。
「がれき」や「ヘドロ」を撤去しているとノートや鉛筆が出てくる。
人形やおもちゃが出てくる。
これをヘドロと一緒にスコップですくって一輪車に入れる。「つらい」

一口に「がれき」と言っても、持ち主にとってはすべてが大事な品だったんだ。
全壊しなくても傾いて、もうこの家は住めないだろう。
「この家の持ち主は届け出てください」という、張り紙がしてある。
持ち主はご無事だったのか。
Posted by まっちゃんパパ at 15:00│Comments(0)