
2011年08月02日
バラのお寺
甚大な津波被害から徐々に復興している東日本。

夏休みに入り、沖の島々が防波堤となって比較的被害が少なかった「宮城県の松島」は、観光客が増えているでしょうね。

「日本三景の松島」と言えば「瑞巌寺」が有名ですが、この瑞巌寺に隣接するお寺「円通院」はバラ寺と呼ばれています。

このお寺は、松島湾に実在する七福神の島を表した石庭や「遠州の庭」と呼ばれる庭があり、一番奥まった杉木立の中に「三慧殿(さんけいでん)」という、伊達正宗の嫡孫「光宗君」を祀る霊廟がある。
この厨子には支倉常長が西欧から持ち帰ったバラが描かれ、他に水仙やトランプ模様などの西洋的な模様が描かれている。
このバラが咲き誇るバラの庭「白華峰西洋の庭」があり、「バラ寺」と呼ばれている。

この季節はたぶん、蝉の声で包まれているでしょう。

Posted by まっちゃんパパ at 22:33│Comments(0)